Today, students majoring in electrical engineering at University of Gifu came to visit FUKUDA factory. I talked about differences between the U.S. and Japanese education systems.
岐阜大学工学部2年生22名が来社。FUKUDAを視察し、学術と社会とのつながりについて考え、学びと進路に対する意識を高める機会をつくること、が目的。
たいてい決まった人が会社説明するのが他企業の常識。うちの違いは、10工程あれば10名の担当者が直接「自分の仕事」について語ります。手間は掛かりますが、そのほうが「相手にとって」楽しいからです。仕事で楽しいこと、辛いことを正直に話す。マニュアルなし。全部本人任せ。工場の人間は慣れないトークを、リハーサルを重ねて克服します。社員もだんだん慣れてきて、自分の仕事に誇りが持てるようになります。
うちの工場の違いは、刃物メーカーとしては稀少な社内一貫生産体制であること。製図から熱処理、ろう付け、切削、研削、歪矯正、刃付けをすべて体感できます。
私に与えられたのは45分。長い。テーマは日米の高校・大学教育の違い。米国での大学4年間の思い出は大量のホームワーク。リーディングとレポート作成が日課で、1日6時間は費やしたこと。マーケティングと経済学をW専攻し、とにかく授業が楽しくてしかたがなかったこと。大学で得た知識、習慣は今の仕事(=マネジメント)に大いに活きているということ。
退屈な日米比較は5分で終わり(笑)、残り40分は質問攻め。社長の趣味は?滝高を退学(初)になった理由は?アメリカ留学7年間の成果は?どのように生きれば楽しいか?面接のコツは?経営者は楽しいのか?などなど。
岐大生の印象は・・・正直、清潔、明るい、そして礼儀正しい。社長というキャリアが存分楽しめる、とても快適な時間をありがとうございました。
ちなみに、6年前から毎年1名の岐阜大学卒業生がFUKUDAに入社し、現在6名がエンジニアとして活躍しています。
【2017.6.14 社長】