
FUKUDA Factory Tour & Executive Round Table Discussion on a critical issue.
工場見学がブームなのか、週3~4ペースで全国からやってくる。今回は、滋賀銀行さんの顧客の研修旅行。同銀行と当社との接点はないので、このケースはめずらしい。
FUKUDAでは、各工程の担当者が自分の仕事について見学者に直接語る。ひとつのツアーで社員10名が参加。マニュアルはなく、やり方はすべて自由。正直、うまく伝わらないことのほうが多いだろう。でも大切なのは、自分でゴールを決めて、自分で解決すること。工場見学は、社員にとってトレーニングであり、想像以上に成長できるチャンスだと理解している。
「計画や目標、ノルマがないのに、なぜ売上も利益も伸びているのか?」という質問が今回もあった。日本は法人企業の97%が儲かっていない(70%が赤字)。その大半の企業が、都合よく信じている横並びの「常識」がある。これを疑い、自分たちは常に他と異なる経営を考える。
「社員が仕事のやりがいを語る工場見学はユニーク」という感想があった。でも社員は正直。「もっと休みがほしい」という意見もあったそうだ。年間休日122日は社員からすればまだまだ少ないらしい。最近、未来工業の140日と比較する社員が増えてきた。
【2017.10.19 社長】
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