My father was awarded The Order of the Rising Sun, a Japanese order, established in 1875 by Emperor Meiji of Japan.
11月10日、父・福田莞爾(81)が、秋の叙勲で旭日双光章を授与した。父は病気で療養中であるため、母(配偶者)、私(父の代理)、姉と弟(付添)、計4人で伝達式@東京プリンスホテルに出席。母は、目を輝かせながら天皇陛下の拝謁に心から感動していた。
今回の受章は父個人のものではない。経営者は会社の代表に過ぎない。会社を支えてくれるのはいつでもFUKUDAの社員。彼らの努力で何か良いことが起きる。父も私も後継者であり、それを強く感じている。
「お父さん、受章おめでとう」と電話でお祝いの言葉を送った。すると病気の父は、「ありがとう。かつのり、けいすけ(弟)のおかげだよ」と力のない、だが精一杯の声を発した。初めて父から聞いた感謝の言葉。長年病気で苦しみ、父にとって不本意な人生だったかもしれない。でも、神様はちゃんと父を見ててくれたんだな、と少しほっとした気分でタクシーに乗り込んだ。腹ペコ家族4人は、父がお気に入りだった焼肉三福(巣鴨)に向かった。「お父さん、ありがとう」とあらためて心で拍手した。